サロンで鏡を見た瞬間の、つややかで奥行きのある髪色。

できることなら、そのきれいな状態を少しでも長く楽しみたいですよね。

ところが、1〜2週間ほどすると色が少し浅く見えたり、毛先のパサつきが気になったりすることがあります。

「シャンプーするたびに色が流れてしまっているのかな」

そう思われるかもしれませんが、ヘアカラーの色が変わって見える理由は、洗髪による染料の流出だけではありません。

熱や紫外線による色素の変化、毛髪表面の乱れによるツヤの低下など、いくつかの要因が重なっています。

つまり、色持ちを考えるときに大切なのは、単に「なるべく洗わない」ことではありません。

染料を必要以上に流出させないこと。髪に余計な熱や摩擦を加えないこと。そして、髪表面をなめらかに整えること。

この3つを毎日のケアに取り入れることが、きれいな髪色を長く楽しむための基本です。

この記事では、次のことを詳しくご紹介します。

  • ヘアカラーが色落ちして見える本当の理由
  • 色持ちを考えた洗い方・乾かし方
  • カラー後のシャンプーとヘアマスクの選び方
  • .SANJUGOに配合しているプロテシルLHの役割

 

「色が落ちた」と感じる理由は、ひとつではありません

私たちはつい、髪色が変わることをすべて「色落ち」と呼んでしまいます。

しかし、実際には大きく分けて3つの変化があります。

 

1.染料が髪の外へ流れ出す

酸化染毛剤を使ったヘアカラーでは、髪を膨潤させ、内部で染料を発色させることで色を定着させます。

一度髪の内部で発色した染料も、洗髪を繰り返すうちに少しずつ流出します。

特に、カラーやブリーチを繰り返した髪は表面構造が乱れやすく、染料や毛髪内部の成分が流れ出やすい状態になることがあります。

2.熱や光によって色素そのものが変化する

ヘアアイロンやコテの高温、紫外線や可視光も、髪色が変わる原因になります。

染料が髪に残っていたとしても、色素の構造が熱や光によって変化すると、染めた直後とは違う色に見えることがあります。

毛束を使った実験では、シャンプーとヘアアイロンによる処理を繰り返すことで色調が変化し、160℃よりも180℃のアイロンを使用した条件で、より大きな変化が確認されています。

また、紫外線や可視光は人工染料の退色だけでなく、毛髪のタンパク質にも影響することが報告されています。

3.ツヤが失われ、色が浅く見える

ここは、意外と見落とされやすい部分です。

私たちが感じる髪色は、染料の量だけで決まるわけではありません。

髪表面がなめらかに整っていると、光が一定方向に反射し、髪にツヤや色の深みを感じやすくなります。

反対に、キューティクルが乱れたり、髪表面に不均一な付着物が重なったりすると、光がさまざまな方向へ反射します。

その結果、染料がすべて抜けたわけではなくても、髪色がくすんだり、浅くなったりしたように見えることがあります。

色持ちには、「染料がどのくらい残っているか」と「残っている色がきれいに見えるか」という、2つの視点があるのです。

 

カラー後の髪がパサつきやすい理由

ヘアカラー後に、色落ちと同時に毛先のパサつきが気になる方も少なくありません。

酸化染毛では、染料を髪の内部へ届けるために、アルカリ剤や酸化剤が使われます。

施術によって毛髪表面や内部の状態が変化すると、水分を均一に保ちにくくなったり、髪同士の摩擦が増えたりすることがあります。

その結果として、

  • 毛先が引っかかる
  • 髪が広がりやすい
  • ツヤがなく見える
  • 同じカラーでも色がきれいに見えない

といった変化につながります。

ここで大切なのは、パサつきと色持ちを別々の悩みとして考えないことです。

髪表面のなめらかさやツヤを保つことは、手ざわりだけでなく、カラーをきれいに見せることにもつながります。

色持ちを考えた、毎日のホームケア

1.カラー当日のシャンプーは、美容師さんの案内を優先する

「カラー後は24時間洗ってはいけない」

「48時間は洗わないほうがよい」

このような情報を目にすることがありますが、すべてのカラー施術に一律に当てはまるわけではありません。

使用した薬剤や施術内容、サロンで行った後処理によっても対応は異なります。

まずは、担当の美容師さんから案内された方法を優先しましょう。

当日に汗やスタイリング剤が気になって洗う場合は、熱いお湯や強い摩擦を避け、短時間でやさしく洗うことを意識してください。

2.お湯の温度は、36〜38℃程度を目安にする

色持ちを考えるうえで、実はシャンプーの種類と同じくらい見直したいのが、お湯の温度です。

毛髪は水を吸うと膨潤します。

さらに温度が高くなると染料が水へ溶け出しやすくなり、髪からの流出につながると考えられます。

毛束試験では、38℃と42℃のお湯を比較した際、42℃の条件でより大きな褪色が確認されています。

ただし、冷たすぎるお湯では皮脂やスタイリング剤を落としにくくなることがあります。

熱さを我慢するほど冷たくする必要はありません。

少しぬるいと感じる36〜38℃程度を、ひとつの目安にしてみてください。

3.髪ではなく、頭皮を洗う

カラー後の毛先を、シャンプーで何度もこする必要はありません。

基本は、指の腹を使って頭皮を洗うことです。

シャンプーを手のひらで軽く泡立ててから頭皮へ広げ、毛先には流れてくる泡をやさしくなじませます。

スタイリング剤を多く使用した日を除き、毛先同士をこすり合わせるように洗うのは避けましょう。

濡れた髪は、乾いているときよりも摩擦の影響を受けやすい状態です。泡をクッションにして洗うことで、必要以上の摩擦を減らせます。

「色落ちが心配だから、ほとんど洗わない」という方法もおすすめできません。

皮脂やスタイリング剤が蓄積すると、ベタつきやごわつきにつながり、髪のツヤを損なって見えることがあります。

落としすぎないことと、残しすぎないこと。その間のバランスが大切です。

4.ヘアマスクは、水気を軽く切ってから使う

シャンプー後の髪に水分が多く残っていると、ヘアマスクが薄まり、毛先まで均一になじみにくくなります。

髪を強く絞る必要はありませんが、手のひらでやさしく挟み、余分な水気を切ってから使いましょう。

ヘアマスクは、傷みや乾燥が気になりやすい中間から毛先を中心になじませます。

頭皮につけると、根元の重さやベタつきにつながることがあるため、髪に使用するのが基本です。

量を増やせば増やすほど、仕上がりがよくなるわけでもありません。

多すぎる油分やコンディショニング成分が髪表面に残ると、髪が重くなったり、ツヤが鈍く見えたりする場合があります。

少量からなじませ、足りない部分にだけ追加してみてください。

5.「濡れているから色が抜ける」より、濡れたままの摩擦に注意する

「濡れたままだとキューティクルが開き続ける」という説明を目にすることがあります。

より正確には、髪が水を含んで膨潤し、乾いているときよりも摩擦や引っ張る力の影響を受けやすくなっている状態です。

濡れた髪をタオルでゴシゴシこすったり、そのまま寝たりすると、毛髪表面に負担がかかります。

タオルで髪を包み、上からやさしく押さえるように水分を取りましょう。

その後は長時間放置せず、根元から乾かします。

6.ドライヤーは「早く乾かす」と「熱しすぎない」を両立する

自然乾燥のほうが髪にやさしいと思われることがありますが、濡れた状態が長く続くと、衣服や枕、髪同士の摩擦を受ける時間も長くなります。

だからといって、近距離から高温の風を当て続けるのも避けたいところです。

ドライヤーは髪から少し離し、同じ場所に熱が集中しないように動かします。

乾きにくい根元から始め、毛先は最後に短時間で仕上げましょう。

最後に温度を下げた風を当てると、熱がこもりにくくなり、髪表面を整えやすくなります。

7.ヘアアイロンは「高温で何度も」より「必要な温度で少ない回数」

ヘアアイロンの適温は、髪の太さやダメージ状態によって異なります。

一律に何℃が正解とはいえませんが、カラー後の髪には、いつもの温度が高すぎないか一度見直してみる価値があります。

高い温度で同じ場所を何度も挟むより、髪をしっかり乾かし、必要な温度で手早く仕上げるほうが負担を減らせます。

特にブリーチをしている毛先は、根元と同じ温度で何度もアイロンを通さないようにしましょう。

8.紫外線対策は、夏だけではありません

紫外線は、毛髪のタンパク質や色素に影響します。

長時間屋外で過ごす日は、帽子や日傘を使うことも立派なヘアケアです。

髪用のUVケア製品を使う場合は、毛先を中心になじませます。

ただし、スプレーやオイルを何種類も重ねると、髪に残りやすくなることがあります。

たくさん塗ることよりも、必要な量を均一につけ、夜にきちんと洗い流すことを意識しましょう。

「カラー用」と書いてあれば、どれでもよいわけではありません

カラー後のシャンプーやヘアマスクを選ぶときは、パッケージの「カラーケア」という言葉だけでなく、役割を分けて考えると選びやすくなります。

シャンプーに求めたいこと

  • 頭皮や髪の汚れをきちんと落とせる
  • 洗浄力が強すぎない
  • 洗髪中の摩擦を減らせる泡立ちがある
  • 洗い上がりがきしみにくい
  • スタイリング剤が髪に蓄積し続けない

ヘアマスクに求めたいこと

  • 髪に水分・油分を補い保つ
  • 毛先をしなやかに整える
  • クシどおりをよくする
  • 髪表面をなめらかに整え、ツヤを与える
  • 毎日無理なく使い続けられる

化粧品として表現できる毛髪への働きには、「毛髪にうるおいを与える」「毛髪をしなやかにする」「クシどおりをよくする」「毛髪につやを与える」などがあります。

色持ちを考えたケアでも、このような基本的な毛髪コンディショニングは重要です。

カラーシャンプーと、褪色を考えたヘアケアは役割が違う

カラーシャンプーやカラートリートメントは、色素を含み、洗いながら髪に色を補うアイテムです。

一方、一般的なカラーケア用のシャンプーやヘアマスクは、必ずしも色素を含んでいるわけではありません。

髪を洗いすぎないことや、毛髪表面を整えることで、染めた髪をきれいに見せるためのケアを行います。

つまり、

カラーシャンプーは「色を補うケア」

ヘアマスクは「カラー後の髪の状態を整えるケア」

と考えるとわかりやすいでしょう。

カラーシャンプーは色味によって選ぶ必要があり、使用頻度によっては想定以上に色が入ることもあります。

使用しているカラーとの相性がわからない場合は、担当の美容師さんに相談してみてください。

カラー後の髪に、.SANJUGOという選択肢

ここで、カラーを楽しむ髪のホームケアとして、私たちのヘアケアブランド「.SANJUGO(サンジュゴ)」をご紹介します。

.SANJUGOが大切にしているのは、髪に何かを重ね続けるだけではなく、一度リセットして、必要なものを補うことです。

シャンプーで、余分な蓄積を洗い流す

.SANJUGOのエクストラ クレンジング シャンプーは、ベタイン系やタウリン系の洗浄成分を組み合わせた、サルフェートフリー・ノンシリコン処方です。

頭皮や髪の汚れ、スタイリング剤などを洗い流し、その後に使用するヘアマスクが髪になじみやすい状態へ整えます。

カラー後だからといって汚れを残すのではなく、必要なものを補いやすい、軽やかな状態へ戻すことを考えたシャンプーです。

ヘアマスクで、髪にうるおいとツヤを与える

プレミアム オールインワン ヘアマスクには、加水分解ウールキューティクルタンパクや加水分解シルク、γ-ドコサラクトンなどの毛髪補修・ヘアコンディショニング成分を配合しています。

さらに、ヘアコンディショニング成分として、プロテシルLHを配合しています。

プロテシルLHの化粧品表示名称は、

(加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー

です。

少し長い名前ですが、シルク由来のタンパク質部分、シリコーン骨格、アルキル基という、性質の異なる構造を組み合わせた成分です。

原料メーカーの試験では、プロテシルLHが毛髪表面に薄く均一に吸着し、光の不規則な反射を抑えることや、染毛後の色調変化を抑える働きが示されています。

ただし、プロテシルLHはカラーシャンプーのように、髪へ色素を補う成分ではありません。

毛髪表面をなめらかに整え、ツヤや指通りを与えながら、きれいな髪色を保つための毎日のケアをサポートする成分として配合しています。

※プロテシルLHの原料特性に関する説明です。すべての髪や使用条件における製品の効果を保証するものではありません。

また、プロテシルLHは、コンディショニング成分が髪に過剰に蓄積する「ビルドアップ」を抑えることにも着目して開発されています。

髪をコーティングすることと、重く堆積させることは同じではありません。

必要なケア成分を髪へ届けながら、使い続けても重さやごわつきにつながりにくい状態を目指すこと。

それも、カラーをきれいに見せるために大切な視点だと考えています。.SANJUGOの商品ページでも、プロテシルLHを含むヘアマスクの成分設計をご紹介しています。

.SANJUGOのものづくりへのこだわりを見る

初めての方には、シャンプーとヘアマスクをセットで試せるスターターセットをご用意しています。

.SANJUGOスターターセットを見る

頭皮に違和感があるときは、ヘアケアで様子を見続けない

カラー後に、頭皮のかゆみ、赤み、ヒリつき、腫れ、湿疹などが現れた場合は、単なる髪の乾燥とは分けて考える必要があります。

染毛剤によるアレルギー反応は、これまで問題なくカラーできていた方にも起こることがあります。

症状がある場合は自己判断でカラーやヘアケアを続けず、使用した美容室へ連絡したうえで、皮膚科などの医療機関へ相談してください。

よくある質問

Q1.カラー当日は、絶対にシャンプーしてはいけませんか?

絶対に洗ってはいけないとは限りません。

使用したカラー剤や施術内容によって異なるため、担当の美容師さんの案内を優先してください。

洗う場合は、熱いお湯と強い摩擦を避け、ぬるめのお湯でやさしく洗いましょう。

Q2.髪色を長持ちさせるには、毎日シャンプーしないほうがよいですか?

洗髪回数が増えれば、染料が水に触れる回数も増えます。

一方で、皮脂やスタイリング剤を残し続けると、頭皮の不快感や髪のごわつきにつながることがあります。

無理に洗髪を我慢するよりも、1日1回を目安に、適切なシャンプーでやさしく洗う方法が現実的です。

汗をあまりかかなかった日などは、ご自身の頭皮や髪の状態に合わせて調整してください。

Q3.白髪染めにも同じケアが使えますか?

基本的な考え方は同じです。

熱いお湯、強い摩擦、高温のアイロン、紫外線などを避けながら、髪にうるおいとツヤを与えるケアを行いましょう。

ただし、酸化染毛剤、ヘアマニキュア、カラートリートメントでは染まり方や色落ちの仕組みが異なります。

施術や製品の種類に合ったケア方法を確認してください。

Q4.ヘアマスクは週に1回で十分ですか?

製品によって推奨頻度が異なります。

集中ケア用の製品もあれば、毎日使用できるように設計された製品もあります。

.SANJUGOのプレミアム オールインワン ヘアマスクは、コンディショナー、トリートメント、ヘアマスクの役割を1つにまとめ、毎日お使いいただける設計です。

髪が細い方や重さが気になる方は、最初は少量から使い、毛先を中心になじませてください。

Q5.高価なカラー用シャンプーを使えば、色落ちは防げますか?

シャンプーだけですべての色落ちを防ぐことはできません。

色持ちには、洗浄だけでなく、お湯の温度、摩擦、アイロンの熱、紫外線、髪のダメージ状態などが関係します。

高価かどうかだけでなく、髪質に合っているか、毎日の使い方に無理がないかまで含めて選ぶことが大切です。

おわりに

ヘアカラーの色持ちは、シャンプーだけで決まるものではありません。

熱いお湯を避けること。

毛先をこすらずに洗うこと。

濡れたまま放置しないこと。

ヘアアイロンの温度を見直すこと。

紫外線を浴びる時間を減らすこと。

そして、髪にうるおいとツヤを与え、なめらかな状態へ整えること。

一つひとつは、小さなことかもしれません。

けれど、カラー後の髪は、こうした毎日の積み重ねが表れやすい状態です。

「色を抜かないこと」だけにとらわれず、今ある髪色がきれいに見える状態を保つことも意識してみてください。

せっかく選んだ髪色を、少しでも長く楽しめるように。

今日のシャンプーから、できることをひとつずつ始めてみましょう。

「リセットして、補う」ホームケアを試してみたい方は、.SANJUGOのスターターセットもご覧ください。

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価格や定期便の内容など、最新情報は商品ページでご確認ください。

 

 

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